【特別費】車検・税金・家電等を目的別口座で分けたら、お金の流れが見えるようになりました

家計・節約

こんにちは、はせやんです!

以前、「目的別口座」でお金に名前をつけて貯めているという記事を書きました。生活防衛費の箱、モルディブ旅行資金の箱…と、使い道ごとにお金を分けているという話です。

あの記事を書いてから、ずっと気になっていたことがありました。

僕、モルディブのお金は箱に分けてるのに、車検のお金は分けてなかったんです。

いや、正確に言うと——分けてはいたんです。家計簿アプリの上だけで。

車検も自動車税も、家計簿では「特別費」というカテゴリーにちゃんと分類していました。記録は残っている。でも、お金そのものは分けていなかった。これが、じわっと分かりにくかったんです。

今日は、実際に目的別口座に「特別費」の箱を作ってみたら一気に見やすくなったという話をさせてください。おまけに、思ってもみなかったことまで分かりました。


そもそも「特別費」って何?

毎月は出ていかないけれど、いつか必ず出ていくお金のことです。

僕の場合、金額が大きいのはこの3つです。

  • 車検:2年に1回、10万円くらい
  • 自動車税:毎年、4万円くらい
  • 家電の買い替え:ぜんぶ足すと50万円くらい

家電の50万円だけ、補足させてください。

家電が一気に全部壊れることは、あまりありません。1つ壊れて、何年か経ってまた1つ。バラバラに来ます。

それでも、50万円あればだいたい大丈夫やと思っています。きっちり計算した数字ではなくて、「これくらいあれば足りるかな」という感覚です。笑

ただ、ここは人によって全然ちがいます。持っている家電の数もちがうし、買うランクによっても変わります。ドラム式の洗濯機や大きいテレビを選ぶ人なら、もっと必要です。金額はご自分の家に合わせて決めてください。

家賃や光熱費みたいに毎月来るわけじゃないので、つい忘れます。でも、来ないわけじゃない。必ず来ます。

それと、この3つとは性格がちがう特別費もあります。冠婚葬祭です。

40代になると、これがけっこう来ます。ご祝儀、香典、交通費。そして車検とちがって、いつ来るかが読めません。

車検は「来年の2月」と分かっています。自動車税も毎年同じ時期。でも冠婚葬祭は、来週かもしれないし、3年後かもしれない。だから僕は、金額の見込みを立てるのをあきらめました。あとで書きますが、これは「余裕」で受け止めることにしています。

困ってはいませんでした

先に正直に言っておきます。

僕、特別費で困ったことは一度もありません。

車検が来たら払えていました。自動車税も払えていました。どこから出していたかというと、ただの貯金からです。

「車検が来たな」→「貯金から払うか」。以上。これで2年に1回、なんとなく乗り切っていました。

だから「特別費を分けなきゃ!」と焦っていたわけではないんです。困っていない。ここは本当です。

分けてはいた。でも「口座」が同じやった

じゃあ何が問題だったのか。

さっきも書いたとおり、家計簿アプリの上では、ちゃんと分けていました。車検も税金も「特別費」というカテゴリーに分類済み。記録としては何の問題もありません。

でも、お金そのものは、ぜんぶ同じ口座に置いてありました。

これが、地味に分かりにくいんです。

たとえば貯金が10万円減っていたとして——

  • 車検で減ったのか
  • それとも、僕が使いすぎたのか

残高だけ見ても区別がつかない。家計簿を開いて内訳をたどれば分かりますが、アプリを開いてパッと見た瞬間には分からないんです。

「分類する」と「お金を分ける」は、似ているけど別のことでした。分類は記録。分けるのは実物。僕は記録だけしていて、実物は混ぜたままだったんですね。

払えているから困らない。でも、モヤっとする。ずっとこの状態でした。

なんで、夢のお金だけ分けてたんやろう

ここで自分でも笑ってしまったんですが、理由に思い当たりました。

モルディブは楽しいから、分けたくなるんです。

箱が育っていくのを見るのが楽しい。ニヤニヤできる。だから自然と分けていました。

一方、車検は、まったく楽しくありません。

払ったところで何も手に入らない。ただ車に乗り続けるためのお金。だから後回しにしていたんです。

でも、よく考えたら順番が逆でした。

モルディブは行けなくても困りません。でも車検は、通さないと車に乗れません。

実際に困るのは、楽しくない方だったんです。

というわけで、箱を作りました

使っているのはd NEOBANK(現・ドコモSMTBネット銀行)の目的別口座です。1つの口座の中に、名前をつけた小さな箱を作れる機能です。

やったことは3つだけ。

  • 特別費」という名前の箱を作った
  • 最初に25万円入れた(もともとあった余剰資金から移しただけです)
  • あとは毎月自動で振り替わるように設定した

作業時間は数分です。アプリでポチポチするだけでした。

ちなみに以前の記事では「箱への振り分けは手動でやっている」と書きましたが、特別費だけは自動にしました。理由は単純で、僕は自分の意志をあんまり信用していないからです。

家計簿が2年続いたのも「自分で入力しないアプリ」だったからでした。楽しくないことは、仕組みに任せた方が続きます。

作ってみたら、一気に見やすくなりました

これが、やってみていちばん実感したことです。

アプリを開くと、箱がこう並んでいます。

  • 生活防衛費
  • 余剰資金
  • モルディブ旅行資金
  • 特別費 ←新入り

この並びを見た瞬間、「あ、車検のお金はここにある」と分かる。それだけです。それだけなんですが、これがけっこう気持ちいいんです。

変わったことを、具体的に3つ挙げるとこうです。

  • 減った理由が一目で分かる:特別費の箱だけ減っていれば「車検で減った」。他の箱が減っていれば「使いすぎ」。家計簿を開かなくても、残高の並びを見るだけで判別できます
  • モルディブのお金が守られる:以前は同じ場所にあったので、理屈の上では夢のお金で車検を払うこともできました。今はもう混ざりません
  • 「いくら準備できてるか」が言える:前は「貯金があるから払えるやろ」でした。今は「特別費の箱に○円ある」と言えます

結局、僕がやったのはお金の置き場所を1つ増やしただけです。金額も収入も何も変わっていません。それでも見え方はガラッと変わりました。

特別費は毎月いくら貯めればいい?計算したら足りてませんでした

ここが今日の本題です。

最初、僕は毎月1万円で設定しました。深い理由はありません。キリがいいから1万円。それだけです。

でも箱を作ったついでに、はじめてちゃんと計算してみたんです。

1年あたり、いくら必要なのか。

  • 車検:10万円 ÷ 2年 = 年5万円
  • 自動車税:毎年なので 年4万円
  • 家電:50万円 ÷ 7年(寿命をこれくらいで見ています)= 年約7万円 ※バラバラに来るので、7年でならして考えています

合計すると——年16万円。月にすると約13,500円。

あれ。

毎月1万円では、年4万円ほど足りてないんです。

7年経てば、30万円近い穴になります。困っていなかったのは、たまたま貯金があったからだったんですね。

というわけで、毎月2万円に変更しました。

これなら年24万円。必要な16万円に対して年8万円の余裕ができます。

そして、この余裕こそが冠婚葬祭の受け皿です。

さっき書いたとおり、冠婚葬祭は時期も金額も読めません。だから「毎年○円必要」という計算には入れていません。入れようとすると、いつまでも金額が決まらないので。

代わりに、読めるものだけで計算して、そこに余裕を足しておく。読めないものは、その余裕で受け止める。この形にしました。

家電が7年より早く壊れたり、車検が思ったより高くついたり、急な冠婚葬祭が来たり——「想定外」はまとめてここで吸収します。

いちばん驚いたのはここです。僕はずっと「困ってない」と思っていたのに、実は足りてなかった。

見えていなかったのは金額じゃなくて、足りてないという事実だったんです。

車検代は毎月いくら貯めればいい?

「車のぶんだけで、毎月いくら?」が気になる方もいると思うので、切り出して書いておきます。

  • 車検:2年に1回で10万円 → 年5万円 → 月あたり約4,200円
  • 自動車税:毎年4万円 → 月あたり約3,300円

つまり車関係だけなら、月7,500円ほど。ここに家電のぶんを足したのが、さっきの約13,500円です。

※⚠️車検の金額は車種や整備の内容で大きく変わります。自動車税も排気量で違います。僕の数字はそのまま使えないので、車検証や前回の見積もりで確認してくださいね。

積立を2倍にしましたが、家計は何も変わってません

「1万円から2万円に増やした」と書くと、生活が苦しくなったように聞こえるかもしれません。

でも、家計は1円も変わっていません。

理由は単純で、もともとあった余剰資金から移しているだけだからです。毎月の積立投資も減らしていません。

そもそも車検も税金も、払うことがもう決まっているお金です。それを「貯金」から「特別費の箱」に移しただけ。使う額が増えたわけではなく、置き場所が変わっただけなんです。

これ、以前ゴールドカードの記事で書いた話とまったく同じ考え方でした。あのときも「使う額は1円も増えていない。生活費をカードに寄せただけ」と書きました。お金の管理って、増やすより先に「動かす」だけで変わることが多いんやなと思います。

正直な注意点(完璧にはやってません)

カッコよく書いてきましたが、穴もあります。正直に置いておきます。

  • 家電の「7年」は、ただの想定です。しかも実際はバラバラに壊れるので、計算がピッタリ合うことはありません。早く壊れたら貯金から立て替えます。それでいいと思っています
  • 家電50万円も、ざっくりの見積もりです。1円単位で当てる必要はないと思っています。ゼロか、ざっくりでもあるか。その差の方が大きいので
  • 車検や税金の金額は、車によって全然違います。僕の数字はそのまま使えません。ご自分の車検証や納税通知書で確認してください
  • この「箱に分ける」機能は、どの銀行にもあるわけではありません。一部のネット銀行だけです(僕はこの機能が使いたくてこの銀行を選びました)

次の車検は、来年2月です

最後にひとつ、うれしい話を。

僕の次の車検は来年の2月です。半年後ですね。

今の箱には25万円入っていて、そこに毎月2万円ずつ増えていきます。ということは、車検のときには37万円くらい貯まっている計算です。

車検は10万円。

もう、何も心配していません。

いや、正確に言うと——心配していないことに、自分で気づけたんです。前は「払えるやろ」と思っていただけでした。今は「ここにこれだけある」と分かっている。この差はけっこう大きいです。

まとめ

以前の記事で、僕は「お金に名前をつけたら、貯金が楽しくなった」と書きました。

今回分かったのは、それとは別の効き方です。

お金に名前をつけたら、見やすくなりました。そしておまけに、足りてないことにも気づけました。

  • 「分類する」と「お金を分ける」は別のこと。家計簿で分けても、口座が同じだと見えにくい
  • 困っていなくても、見えていないことはある
  • 楽しくないお金こそ、先に分けた方がいい
  • 分けるだけなら、使う額は増えない

特別なスキルはいりません。アプリで箱を1つ作って、名前をつけて、自動にする。数分です。

僕もまだ手探りですが、これからもkotsukotsuやっていきます!

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次回予告

次回は…まだ決めてません!笑 何か書きたいことが出てきたら、また報告させてください。ではまた、はせやんでした。

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